最近、「外壁塗装の見積もりが前より高い」と感じていませんか?
実際、ここ数年で外壁塗装の費用は10〜20%ほど上がっているケースがあります。特に2026年に入ってからは、中東情勢の影響でナフサ自体の供給不足(ナフサショック)が重なり、値上がりのペースが加速しています。
この値上がり、実は塗装業界だけの話ではありません。
- トイレや浴槽などの住宅設備
- プラスチック製品
- ペットボトルやビニール袋
こうした身近なものの価格上昇にも、ある共通した原因があります。それが「ナフサ価格」です。
ナフサとは?外壁塗装とどう関係するのか
ナフサとは、原油から精製される石油化学工業の原料です。プラスチックや合成樹脂のもとになるもので、私たちの身のまわりの多くの製品に使われています。
外壁塗装で使われる塗料は、
- シリコン塗料
- ウレタン塗料
- フッ素塗料
など、ほとんどが石油由来の合成樹脂や溶剤(シンナー)でできています。塗装に欠かせないシーリング材(コーキング)も同様です。
つまり、
👉 ナフサ価格が上がる → 塗料・シーリング材の原価が上がる → 外壁塗装の費用が上がる
という流れになっています。
なぜ今、価格が上がっているのか
主な理由は以下です。
- 中東情勢の緊迫化によるナフサの供給不足
- 原油価格の上昇
- 円安による輸入コスト増
2026年現在、ホルムズ海峡の問題をきっかけにナフサの調達が急速に悪化しており、これを「ナフサショック」と呼んでいます。塗料だけでなくシンナーや養生材など、塗装工事に必要な材料がまとめて値上がりしている状況です。
これにより塗料メーカーが相次いで価格改定を行い、その影響がそのまま施工費に反映されています。
安い業者=お得とは限らない理由
ここで注意したいのが価格の見方です。単純に「安いから良い」と判断すると、
- 塗料を薄めて使っている(希釈率の操作)
- 必要な工程を省いている
- 耐久年数が短くなる
といったリスクもあります。
逆に、適正価格で提案している業者は
- 長持ちする塗料をメーカー規定の量で使う
- 工程を省かない
- アフターも考えている
ケースが多く、結果的にコスパが良いこともあります。
外壁塗装は今やるべきか?
正直なところ、近い将来に価格が急激に下がる可能性は低い状況です。
ただし、「今すぐ必ずやらなければ」ということではありません。お住まいの状態によっては、まだ数年待てるケースもあります。
まずは現在の建物の状態と相場を把握しておくことが重要です。特に、
- すでに外壁の色あせやひび割れが気になる
- 前回の塗装から10年以上経っている
- 見積もりを迷っている
という場合は、早めに確認しておくことをおすすめします。
静岡東部で外壁塗装を検討している方へ
外壁塗装は業者によって、
- 価格
- 提案内容
- 塗料の種類
- 保証内容
が大きく変わります。同じ工事でも、数十万円差が出ることも珍しくありません。
「どこに頼めばいいかわからない」「適正価格なのか判断できない」
という方は、静岡東部で実績・評判のある業者をまとめています。