静岡県東部では、夏から秋にかけて台風や大雨の影響を受けることがあります。
普段は気にならない小さな劣化も、強風や豪雨によって雨漏りや外壁の破損につながるケースがあります。
特に御殿場・裾野エリアでは強風や霧、沼津・富士エリアでは潮風や塩害の影響を受けることも少なくありません。
台風シーズンを迎える前に、一度ご自宅の状態を確認してみましょう。
今回は屋根・外壁塗装を検討する目安にもなる「劣化サイン7選」をご紹介します。
① 外壁を触ると白い粉が付く(チョーキング現象)
外壁を手で触ったときに白い粉が付く現象を「チョーキング」と呼びます。
これは塗膜が紫外線や雨風によって劣化しているサインです。
塗膜が劣化すると防水性能が低下し、外壁材そのものが傷みやすくなります。
以下のような症状があれば注意しましょう。
- 手に白い粉が付く
- 色あせが目立つ
- 外壁の艶がなくなった
② 外壁にひび割れ(クラック)がある
外壁のひび割れは雨水の侵入口になる可能性があります。
特に幅が広いクラックは注意が必要です。
放置すると内部まで水が入り込み、
- 雨漏り
- 下地の腐食
- カビの発生
などにつながることがあります。
台風時の横殴りの雨は、普段よりも建物内部へ浸入しやすくなります。
③ コーキングが割れている・剥がれている
サイディング住宅で重要なのがコーキングです。
外壁材の継ぎ目にあるゴム状の部分で、
- 防水
- 緩衝材
の役割を果たしています。
以下のような状態は劣化のサインです。
- ひび割れ
- 肉やせ
- 剥離
- 隙間
台風前には特に確認しておきたいポイントです。
④ 屋根の色あせやコケが目立つ
屋根は毎日紫外線や雨風を受けています。
そのため外壁よりも早く劣化が進行することがあります。
次のような症状は塗膜劣化の可能性があります。
- 色あせ
- コケや藻
- 汚れが落ちにくい
- 塗膜の剥がれ
特に御殿場エリアでは霧や湿気の影響でコケが発生しやすい傾向があります。
⑤ 棟板金の浮きや釘抜け
スレート屋根によく見られるのが棟板金のトラブルです。
棟板金とは屋根の頂上部分に取り付けられている金属部材です。
強風によって飛散するケースもあり、台風被害で特に多い箇所の一つです。
- 釘が浮いている
- 板金が浮いている
- ガタつきがある
場合は早めの点検をおすすめします。
⑥ 雨樋の歪みや詰まり
意外と見落とされがちなのが雨樋です。
雨樋が正常に機能しないと、
- 外壁への雨だれ
- 基礎周辺への浸水
- 雨漏りリスク増加
につながる場合があります。
台風前には、
- 落ち葉
- 土
- ゴミ
が詰まっていないか確認しましょう。
⑦ 金属部分のサビ
沼津市や海沿いの地域では塩害の影響も考えられます。
次のような箇所にサビが発生していないか確認しましょう。
- 金属屋根
- 棟板金
- 雨樋金具
- ベランダ手すり
初期のサビなら補修で済むこともありますが、放置すると交換が必要になる場合があります。
静岡東部は地域によって注意点が異なる
御殿場・小山エリア
- 霧が多い
- 湿度が高い
- コケや藻が発生しやすい
沼津・富士・海沿いエリア
- 潮風の影響を受けやすい
- 金属部分のサビに注意
- 塩害対策が重要
地域の気候によって劣化しやすい箇所が異なるため、地域特性を理解した点検が重要です。
台風被害が出る前の点検がおすすめ
台風通過後は、
- 雨漏り
- 屋根の破損
- 雨樋の破損
などの相談が増える傾向があります。
被害が発生してから修理を依頼すると、工事まで時間がかかることもあります。
そのため台風シーズン前に状態を確認し、必要な補修や塗装を検討することが大切です。
まとめ
屋根や外壁の劣化は、普段の生活では気付きにくいものです。
しかし、
- チョーキング
- クラック
- コーキング劣化
- コケ
- 棟板金の浮き
- 雨樋の不具合
- サビ
といったサインは、建物からの重要なメッセージです。
静岡東部では御殿場の高湿度や沼津の潮風など地域特有の環境もあるため、定期的な点検をおすすめします。
台風シーズンを安心して迎えるためにも、気になる症状がある場合は早めに専門業者へ相談してみましょう。